最後に告白したのいつだっけ。

私は、特に恋愛において、割と受身な人間だなって自覚があるのだけど、

 

人生で2回、好きな人に告白をしたことがある。


1回目は高校二年生のときで、

私は同じクラスのラグビー部の男の子のことが、それはとても好きだった。

 

クラスでも(おそらく)1番かっこよくて、かといってすごく主張する目立つタイプではない、坂口憲二みたいな見た目の人。

休み時間もひとりで塾の勉強していることが多いような人だった。

 

(その時期、私はRADWIMPSの「もしも」にものすごく共感をして、高校二年生はRADWIMPSばっかり聞いていた。)

 

好きになった理由はごく単純で、

朝の電車の時間が同じで、地味な私にもいつも通学路で必ず挨拶をしてくれたこと。

 

またそれに加えてクラスの男の子から

「●●がこの前、進藤ちゃんのこと話してたよ」

と彼が私の存在を話題に出してくれていたと又聞きして、

単純すぎるのだけど、それだけなのだけど、更に一気に好きになった。

 

(当時はルックスじゃなくて中身が好きなの!って豪語していたけれど、高2の私は面食いだったと思う。笑)

 

でも隣のクラスの目立つ女の子も彼のことが明らかに好きで、休憩時間にはいつも彼に話しかけにわざわざ私のクラスに来ているのを、横目に羨ましいな、って思って見ていた。

 

(高2の当時はその子と全然仲良くなかったけど、今はサシでご飯行くくらいの仲になった!あの時お互いあの人のこと好きだったよね、っていいネタになってる。人間関係ってよくわかんないね!笑)

 

クラスでは女子同士のカーストもあるから、あまり積極的に話しかけられなかったけど、

何とかして近づきたいのと、来年からは受験だから時間があんまりないって思ったら、勇気を出すことができて、

 

今考えると笑えるのだけど、「メールアドレス教えて!」って携帯電話の画面に文字を打って、誰も見ていない時にさりげなく周りにバレないように見せて、メールアドレスを何とかゲットした。

(今はクラスのLINEとかあるのかな。SNSも全然流行ってなかったからメールアドレスを直接聞くくらいしか出来なかった。)

 

メールでは周りの目がない分、私はびっくりするくらい積極的に話せて、数ヵ月後にはこっそりと夏休みのお土産を交換するくらいの仲にはなっていた。自分で言うのも何だけどすごくよく頑張ったと思う。

(そしてその秋からは、まったくラグビーに興味がなかったはずの私の携帯のストラップがラグビーキティちゃんになった。)

 

クラス内では変わらずあんまり話しかけることはできなかったけど、どこかで「私はメールのやりとりをしてる!」ってことが勝手な自信に繋がっていた気がする。

(もちろん隣のクラスの女の子も彼のメールアドレスくらいとっくの昔に知っていたのだけど。)

 

メールしているだけで十分だって思っていた私がなぜ告白に至ったかというと、やっぱり隣のクラスの女の子の存在が大きくて、

 

誰かに取られる前になんとかしとかないと!という焦りの気持ちが原動力になった。

(人生2回目の告白も振り返ればまったく同じ理由)

 

メールもしばらくしているし、ちょっとは私のことを好きでいてくれているのかもって少し期待していたのも、勿論あった。

 

高2の冬、自分でもベタだなと思うのだけど、放課後に電話で保健室前に呼び出して、告白した。

 

初めての告白の結果は、あっけなく玉砕。

 

「可愛いなって思うけど、受験勉強に集中したいから彼女は作れない。ごめんね、ありがとう」

 

傷つかないようにやんわり断ってくれたのが、すごく優しくて、益々好きになったし、

 

振られたあとにクラスでも気まずくならないように、普通に接してくれたおかげでずっとファンでいられた。


私は東京の大学を受験していて、受験日と重なってしまった高校の卒業式には出席することが出来なかった。

 

3年前に約7年振りに同窓会で会った時は、変わらずキラキラしていて確かにかっこよかったのだけど、

 

自分の中の冷静な大人の目線や気持ちもまじって、

「へえ、私は昔はこういう人が好きだったんだよな」

ってどこか他人事で。

 

何だか高校生の時の恋愛の気持ちって純粋でもう二度と感じられないんだと思ったら切ないような大人になれたような複雑な気持ち。

 

今何してるんだろうな。元気かな。


なぜこの記事を書こうかと思ったか。正直私もよく分からないのだけど。なんか”女だから”って受け身なだけじゃダメだなって急に思って、自分が告白した時のことを思い返してみたのでした。

▼ロジパラのワタナベさんが作った初恋の気持ちになる謎解きbook

オチもないくだらない文章に最後まで付き合ってくれてありがとうございました…!