【中級】語源を元に難しい英単語をスラスラ覚える!

私は、2013年に入社してからほぼ毎日、
仕事でお客様の英語学習の相談にのっています。
英語学習者にとって単語を増やすことは、
最初に越えなくてはならない壁のひとつであり、永遠の課題。
沢山の単語を単純に記憶するのは、気が遠くなる作業ですよね…!複雑な単語は尚更。
今回は、単純記憶が苦手な方向けに、
私が高校時代にどハマりした、
語源から単語を覚える学習の方法をご紹介します!
実際のカウンセリングでは、
【 中学までの基礎単語がきちんとはいっている人】
【 理系の人や理屈っぽい人 】
【 リーディング力をもっと伸ばしたい人】
に、よくおすすめをしています
「centipede…?」
突然ですが、めったに使わないであろうこの単語。
どんな意味か分かりますか?
正解は、
「ムカデ」です。
私たちが、「鯳」という漢字を見て、
「海の生き物かな?」
と予想できることと同じように、
語源を元に英単語を覚えていると、
完全に訳すことが出来なかったとしても、
”足がうじゃうじゃはえている何かだろうな…!”
くらいは予測できるのでとても便利!
※ちなみに、「鯳」は「スケトウダラ」と読むそうです
【語源から単語を記憶する】
「predict」: 予言する
例えばこの単語を覚える時には
私は、こんな流れで覚えていきます。
①単語を分解する
pre+dictのふたつに分解をします。
どこで区切れるかは、慣れてくるまでは辞書を参考にすればOK
②語源を確認
【pre=前に】
【dict=話す、言う、示す】
Predict=pre (前に)+dict(言う)
→前もって言う=予言する
③同じパーツを持つ単語を一気に確認
せっかく語源を活用するなら、
同じような単語を一気に覚えてしまうのがおすすめです。
量が増えるので効率が良いのは言わずもがな、
関連をつけることで頭にも残しやすくなります。(1度忘れてもイメージで何となく思い出せる!)
【 dictを一部に持つ単語】
・contradict
・indict
・interdict
・verdict
・edict
・malediction
それぞれの意味はぜひ調べてみてください
②、③は電子辞書や語源の本で私はやっていましたが、今はネットの辞書でも情報が拾えるのでとても便利ですね!
※ちなみに電子辞書だと、「〜dict」で意味を検索をすると
一気に②、③ができるのでおすすめ。
おすすめ【連想式にみるみる身につく語源で英単語】
英語の語源の本を沢山読んできましたが、オススメなのはこちらです!
たとえばdictの例だとこんな感じで調べられます!
【 おすすめポイント】
・イラストがついているので、イメージと関連させて語源を覚えられる!
・語源がのっているだけではなくて、予想させるクイズがついていて読み物としても飽きない!
ちなみに、「centipede」の語源は、
【pede=足】
Centipede=centi(100)+pede(足)
→100の足がある生き物=ムカデ
でした
これでしばらくは忘れないはず
まとめ
・意味だけを英和辞典で調べるのは、ちょっともったいない!
・パズルのパーツを集めるように英単語を覚えると単調じゃないので楽しい
・パーツの持つイメージとセットで覚えると記憶に残りやすい!
少しでも単語学習に行き詰まっている人のお役に立てれば幸いです。
【補足】同じ本のシリーズで理系編もあるみたい!面白そう!